歴史散策

徳島で藩政時代から明治・大正・昭和初期にかけて、「滝へ」「滝の山へ」といえば、それが眉山北麓の大滝山であると通じ合ったと言われています。大滝山はそれだけ市民に親しまれた憩いの場所でありました。山麓は旧徳島城下町全体の総氏神である春日神社の鎮座するところであり、ほかにも御嶽神社・聖観音堂・滝薬師などの神社仏閣が集まっています。明治中頃には三重の塔(昭和20年の空襲で消失)や料亭があり、桜の季節には多くの市民で賑わいました。現在に残る滝や岩、森厳な雰囲気のある石畳や石段が歴史を感じさせるとして、「大滝山界隈」は「寺町一帯」とともにとくしま市民遺産にも選ばれています。

和田の屋 本店が位置するのは、そんな大滝山を背景に徳島城下の特別な役割を担ってきた「寺町」と呼ばれる場所の一角です。蜂須賀家政が城下町を建設するに当たり、寺院を集め、6宗派24の寺を置いたもので、寺院と墓地が集まる寺町は、平時は宗教活動を行い、有事には城内を一望できる眉山防衛の前線基地としての機能を併せ持ったものとして置かれました。
一方では花の寺町としても名高く、願成寺のしだれ桜や春日神社、薬師寺のソメイヨシノなど、いろいろな種類の桜が楽しめることで多くの人が散歩コースに利用しています。阿波の歴史や文化を感じながら、趣深い町並みを散策してみてはいかがでしょうか。

聖観音堂

大滝山の石段を上った先にある聖観音堂。かつてこの場所には大滝山のシンボルとして三重塔が立っていました。

潮音寺

モラエスさんのお墓があることで有名なお寺。妻のオヨネさん、姪のコハルさんとともに静かに眉山を見上げているようです。

錦竜水

滝の焼餅にも使われている、阿波藩主に愛された眉山湧水。現在でも自由に水を汲むことができ、多くの人が利用しています、

眉山大滝山 和田の屋周辺では、たくさんの歴史や文化にふれる事ができます。 是非 散歩をおすすめ致します。 (15~30分コース)

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