本店について
徳島「モラエスさんの花」|滝の焼餅 和田の屋の黄花亜麻 – Spherical Image – RICOH THETA
11月中旬~3月上旬ごろまでは、本店の中庭では「黄花亜麻」が一面を飾ります。
徳島駅から徒歩約10分
街の中心に在りながら
喧噪と離れたこの場所で
四季折々の豊かな風情を
どうぞ五感で感じてください
「和田の屋 本店」の四季
- 3月中旬頃から、桜は春への情景を込めていっせいにぷーんと匂いたち、花咲く香りがとどきます。それは桜からの春のたより。満開の時期はもちろんながら、つぼみが膨らみ花をつける前の桜もまた、ひとときの風情です。国指定登録有形文化財の本店下棟と併せてご覧ください。
- 「しばらくは滝にこもるや夏(げ)のはじめ」(松尾芭蕉)
和田の屋のお庭で見られるこの滝は、その名の通り一筋の細い水を落とし続け爽やかな水音を響かせます。さだまさしさんの小説「眉山」にも登場しました。
- 秋が近づくと上の観音様にイチョウが色づき始めます。ある日、一日中イチョウを眺めて佇むご夫婦。「イチョウの葉の落ちる音を楽しんでいたのよ」とご夫人。忘れられない、素敵なエピソードでした。
- 和田の屋のお庭を彩る黄色い花は、徳島を愛したポルトガルの文豪モラエスさんがこの場所に植えたことから「モラエスの花」と呼ばれる花。11月中旬くらいから花が咲き始め、この時期は紅葉との競演が楽しめます。
「お滝へ行こう!」「滝の山へ行こう!」と昔から言われるように、徳島市内一番の行楽地、眉山・大滝山。静かな緑の中で眉山からの風、滝の水音を楽しめる本店ですが、そんな環境からこの地は神聖な場所として親しまれてきた歴史もあります。本店を昔からお見合いの場所としてもご利用いただき、「滝のやき餅」に縁結びのご利益があるとも言われる所以です。日々の暮らしにひとときの癒しを求めて訪れる方が多くいらっしゃるのも、この場所ならではの魅力を物語っているのではないでしょうか。
静かにたたずむ眉山山麓の四季折々の表情の中で、どうぞあなたなりのひとときをお過ごしください。